サンドブラストに使用するマスキングフィルムの手仕上げ作成マニュアル

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サンドブラスト用ドライフィルム MS8100⟨間接法用

手仕上げでの作成マニュアル

ここから洗浄から仕上までをまとめてみました。
製版で悪戦苦闘する作業がこの手洗い仕上げです。
手慣れた方もいますが、千差万別だと感じています。
ここでは弊社がこれまで行ってきた方法を紹介させて頂きます。

⑥ 手洗い洗浄
手洗い

チェックpoint 現像液の濃度は2% 現像液の濃度は少し薄めの2%にして下さい。
濃くすると楽に洗えるように感じられますが間違いです。
手洗いされている方の多くはここに原因があるようです。
1000㏄の温水に2gの現像液を溶かして下さい。(ペットボトルに入れて作ると便利)
バットかトレイに6㎜~1㎝位の深さになるように現像液を入れます。
液温度は、25~30℃が一番ベストです。(冬場は温度調節できる環境を整える)
まず、柔らかなスポンジでゆっくりと円を描くように擦ります。
しばらく擦っていると露光されていない部分が白くなってきます。
細かな部分を先に洗う感じで全体に大きく円を描くのです。
細かな部分洗っていると太い線は自然と洗えてきます。
80~90%くらいの仕上がりまでゆったりと擦り洗いして下さい。
最後の仕上げは叩き洗い出し。
スポンジの面全体をマスクに叩きつけて洗い出します。
現像液に圧力をかけて水圧で洗い出す感じです。
作業効率が良く、早く仕上げられるのがこの方法です。
マスクに対して弱弱しく、優しく接している方が多いのですが、
あまり慎重にならず、大胆に強く取扱いするのがコツです。
チェックpointサンドブラスト工芸でマスクは3分以内で完全に仕上げて下さい

刷毛や筆を使い洗うのも方法です。

フィルム洗浄中

スポンジと併用して使ってみて下さい。

⑦ 水洗い

現像液を水で洗い流します。
この後、お酢(酢酸液)を使い仕上げていましたが、これも必要ありません。
綺麗に水道水で洗い流して頂ければOKです。
チェックpoint お酢〆作業はカット!

⑧ 乾燥
ヘアードライヤーで乾燥

水洗いでの水分を切った後、直ぐにヘアードライヤーで乾燥いたします。
水洗いで終了してしまい、洗濯バサミでつるし自然乾燥をする方もありますが、出来上ったマスクは直ぐに乾燥させるのが基本です。
乾燥させたマスクは箱や戸棚に入れて保管をしてほしいです。
MSマスクは染料が入っておりません。その為に光が当たり続けると徐々に色が薄くなっていくという感光材本来の性質があるのです。(面白いところです)

マスクがしあがりました。

出来上りのマスク

これで完成。
この後、ピンホール(穴開き)が無いかチェックです。
サンドブラスト加工の際にこのピンホールがあった場合に影響が出ます。
MSフィルムの優れた特性はこのピンホールが非常に少ないのです。(スゴイ!)
オーディル使用時と比べてピンホールの悩みは格段に解消されるはずです。

⑨ 追記(参考にして下さい)
2度露光

2度露光、後露光とも呼ばれている工程をお奨め致します。
乾燥させて仕上ったマスクにもう一度露光を当てる作業です。
お酢〆作業より効果がありますから実行して頂くことをお奨めいたします。
弊社では、MSフィルムに限らずこれまで行っていた作業の一つです。
マスクの強度を上げることができます。

40~60秒ほどで構いませんのでぜひ行って下さい。(ベスト仕上げ)
下記の画像で上の濃い色が2度露光を施したマスクです。

露光の違い

これでMSマスクは完成いたしました。

次のページもご覧頂き、最終チェックをして完璧に使いこなしてほしいです。

エムエスフィルムの最終チェック

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