HepBurnのボトル彫刻

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④ ボトル彫刻に注意 (シャンパン)


シャンパンへの彫刻は控えましょう!
私は火に油を注ぐような感じさえ致します。

シャンパン、スパークリングワインって超危険物になりうる可能性があるってことです。
もしも事故になってしまった時、
今まで貴方が築き上げたものがすべて無くなってしまうかも知れないのです。
大げさと思われるでしょうが、危険をはらんでいることも知っておくべきです。

PL保険に入っているから問題ないと思われている方もあるかも知れませんね。
どうでしょうか・・・? もしかすると保険も出ないかも知れません。

私も初心者だったころは、何も知らずにシャンパンにエッチングしたこともありました。
お恥ずかしいことですが、無知ということは恐ろしいことです。
今では絶対にやらないことにしています。
当然、分かっているプロの方達は決して手掛けたりしません。

何故・・?って思われる初心者の方は良く覚えておいて下さい。
ボトル容器の中には、シャンパンの自重以外に大きな圧力がかかっています。
炭酸ガスが入っているからです。
安全を考えてだと思いますが、その為にスパークリングワイン系のボトルは厚く作られています。
厚みのボトルだからといって、深彫りなんかしたらとんでもない!(厳禁!)

話は変わりますが、聞いて下さい。
以前、期限切れの缶ビールを処理したことがございます。
今でも忘れられない驚きでした。
普通に栓をプシュとした瞬間、ビールが消火器のように飛び出してくるではありませんか。
期限が切れ、発酵していたからだと思います。
ものすごい圧力が缶ビール容器に係っていたはずです。

このようなことがスパークリングワインで起こったとしたらどうでしょうか。
ちょっとした衝撃でビンは割れるはず。
しかも飛び散ります。
凶器と化す可能性もあるのです。

エッチングボトルは記念品の為、飲まずに飾ってしまう場合が多いのです。
ディスプレイのように数年飾ってしまったとします。
常温で放置され、徐々に発酵が進んでしまうと考えて下さい。
炭酸ガスの勢いは増していきます。
1年後、2年後・・、ある日突然破裂することだってあるはずです。
破裂の前に栓が飛び出せば良いのですが、彫刻の原因からビンの破裂が先かも知れません。

エッチングボトルを購入されるお客様は、何も知らないのです。
当然、安全な普通の商品として購入されます。
彫刻する私達が無知ではいけないのです!
そして責任を持たなければいけないのです。
とても重要なことです。

皆さん、本当にじっくり考えて欲しいのです。
知らなかったで言い訳できるようなことでは済まされないと思います。
私はシャンパン系はサンドブラストの商材では無いと思います。

この記事を読まれ、どう感じられたでしょうか・・?
私はサンドブラストのプロであって欲しいと願うばかりです。

? ボトル彫刻で深彫りパフォーマンスは禁物!


今一度、あらためて考えて欲しい・・・
お酒、焼酎、ワインは食品(飲料)なんです。
付加価値を付けるだけのブラスト加工が、安全の度合いを超えてしまってはいないでしょうか。
美味しいワインを製造しようと日々努力されているワイナリーが追及しているものとはかけ離れていますよね。

ネットで拝見する中で「ヤバイなぁ」と感じるエッチングもあります。
仕上り画像を見てビックリ。
正直なところ危ないと感じるものです。
それは、危険なまでの深彫りなんです。

ボトル彫刻に深彫りパフォーマンスは必要が無いと考えて下さい。
何を考えて彫られているのか分かりませんが、ワインで深彫り作品を作るのは御法度だと思います。
とにかく危ないです。
深彫りが出来るボトルなんて限られてます。
何でも同じようにエッチングするなんてナンセンス!
ボトルを見極めて下さいね。
肝心なところでプロ意識が足りないのではないでしょうか。
貴方はどうですか・・?(考えて欲しい)

深く彫られたボトルは、凹凸感があり仕上げの満足感は得られるでしょう。
見た目は良いですが、ここに危険が潜んでいます。
もしもお客様が手に持った状態で割れたとしたらどうでしょうか・・?
ちょっとした衝撃で割れかねないような危ない商品にだけはしないで下さい。

ワインボトルのビンの厚さを考えずにブラストするのは問題だと思います。
ボトルへの深彫りは技術ではありません。
この点は注意すべく、大事なことです。
ギリギリの深さにし、色付けをすることが出来るブラストが技術だと思います。
浅彫り彫刻で寸止めする技術が一番大切なこと!

せっかくボトルへのサンドブラスト彫刻が脚光を浴びてきています。
だからこそ安全第一のエッチングボトルにしなければなりません。
大切に仕上げて、記念品として認知されたいですよね。

ふとした事故が大きな問題になることもあるのです。
次回は、本当に危険なボトルエッチングについて書かせて頂きます。
シャンパン編になりますが、これは必読です。

最後に一言!
ワインをはじめとしたお酒は、エッチングされる為に生まれてきたのではありません・・・


? ボトル彫刻に注意


ボトルのビンを割って、厚さを調べたことありますか?
何も考えず、何気なくブラストしているのであればかなり危険なことです。
ビンの厚みってけっこう薄いものなのです。
一定の厚さになっている訳ではなく、薄くなった箇所もあるのです。
2?くらいの厚さしかないところもあるような気が致します。

最近の国産ボトルは薄くなってきています。
とくに安価なワインは非常に薄いです。
お酢のビンと同じくらいの厚みしかなく、サンドブラストには耐えられません。
普通に仕上げたつもりでも、少しの衝撃で割れることになります。

私はちょっとでも気になるとボトルを割ることにしています。
割って見てみれば怖くなるものです。
だから慎重になれるのです。

下記の写真は割ったボトルの断面です。
この中に750gの自重(ワイン)が係ってきているのです。
怖さを感じて欲しいです。

bin_1.jpg

上記の写真のボトルは、普通より少し厚目の方です。
それでも薄い個所は存在しています。

材質もワインボトルの場合は、再生ガラスで弱いのではないかと思っています。
これも怖いところですね。
エッチングに携わっている方は、簡単に考えずに割ってみて観察しましょう。
これが第一歩です。
日時:2014年8月 2日 08:49
続きを読む"? ボトル彫刻に注意"

ボトル彫刻にもルール


最近、エッチングで注目を集めているひとつにボトルエッチングがありますね。
サンドブラスト技法を知って頂く良い機会です。
たくさんの人へガラスに彫刻が出来るということが分かって頂けたはずです。

 

「販売するための商品」という位置づけだけでの取扱いは止めてほしいものです。
責任を持って取り扱うものだと思っています。

 

「商品」という位置付けの前に考えてみて下さい。
商材ではないのです。
酒税のかかったお酒なんです。
ルールがあるのです。

 

ボトルに彫刻するにもルールがあると考えて下さい。

 

例えば、ワインの気持ちって考えたことありますか?
お酒を飲まない人がお酒を商材にすると問題が生じてくるものです。
ワインには賞味期限がありません。
ビールや日本酒等にはあるのに不思議だと感じた方はどれくらいいるでしょうか・・?
だったらいつまでも大丈夫?
そんな訳ありません。

 

ボトルを横に寝かせ、コルクに吸収させ、湿度や温度管理をしなければいけません。
立てたまま放置しておくと味は落ちますよ。
やたら酸味だけが異常になったとかね。
白ワインなのに甘さを感じないなんて・・・ってことに。

 

貴方がネット販売をしていて売れたとします。
クール便を使って送りますか?
例え冬場であってもクール便を利用した方が良いでしょうね。
18℃を超えるところでは、ワインはダメになってしまうって聞いたことがあります。
運送途中の自動車の中って、天気が良いとずいぶん室内の温度は上がりますよ。
夏場なんて50℃以上になるのは当り前ではないでしょうか。
こんな運送途中(長時間)のことを考える必要がありますよね。
ワインの気持ちを分かってあげないといけないです。

 

私の場合、仕入れたワインはワインクーラーで当然ですが保管をしています。
ワインクーラーは冷やすだけの冷蔵庫ではありません。
湿度管理が出来るのがワインクーラーなんです。
知られている様で案外といい加減にされているところかも知れません。
いい加減な取り扱いは禁物です。
商材の前に酒類に分類される食品なんです。

 

私はお酒が好きです。
お陰様で美味しくお酒が飲める分だけ、人生を得しているといつも思っています。

 

ボトルへのサンドブラスト彫刻にはルールもあるし危険も伴っています。
今後、このテーマについては引き続き書かせて頂きますね。
今日は触りのことだけにしておきます。

日時:2014年1月23日 01:18
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