HepBurnの2015年3月の日誌

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サンドブラストの工房開業を支援するHepBurn月別記事

石材店を探訪


墓石の彫刻現場をじっくりと見てきました。
力強さはもちろんのこと、迫力ありました。

機械設備も大きく、ガラスエッチングとは少し違います。
マスキングシートも1mm厚ゴムシートで硬いです。
研磨剤は、ここでは♯46番のホワイトアランダムを使用されていました。
石材用としては細かな方ではないでしょうか・・?
といってもツブツブ状態の研磨剤。

大型の設備の一コマ写真です。
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おっ、彫れていくのが見ていて分かる・・・
強力なサンドブラストが見ていて頼もしいです。

しっかりと彫り込んでいくのですが、
基本の深さは、幅の約1.5倍の深さまで彫るらしいです。
ノズルを石材に近づけて、削り落としていくような感じです。
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1.5倍の深さは、良いですねぇ。
これぞ石材加工という感じでした。
まだゴムシートは貼りつけられたままの状態です。
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伊勢市にある中村石材店様の展示場です。
とにかく広く、しかも屋根付きですよ。
所狭しと沢山の墓石が展示されているのには驚きです。
遠くからもお客様がお越しになるようです。
購入する方も安心されることでしょう。
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こんなに沢山の種類の墓石があるのか・・、これが第一印象。
そして綺麗なものがあるのにビックリでした。
模様はサンドブラストだけでなく、手加工で点々を刻み模様を出しています。
まさに職人技です。
ガラスで言えば、グラスリッツェンのような技法だと想像しました。
コツコツと石を叩いて模様をつけていくのでしょう。

楽しい一日でした。
2015年3月21日

MS8100で墓石の彫刻


石材の文字加工はエッチングとは異なるものです。
サンドブラストによる文字彫刻のルーツがここにあるのではないでしょうか。

これまで石材は加工してきましたが、墓石彫刻は今回が初めてです。
墓石といっても一部分の加工になります。
花を立てる墓石にブラスト加工の依頼が来たのです。
まあ、これなら問題ないだろうと思いお受けしました。

数日後、2個の石が届いたのですが、何なんだこの重さは・・・
石を荷台から降ろすのに運送屋さんも手伝ってほしいと言うではないか・・
パレットに載せらているのは御影石がたった2個。
40Kgはあるみたい。

加工する内容は、MSマスクフィルムを使えば全く問題はありません。
しかし、あくまでガラスへの加工であって、墓石への不安はたくさんあります。
石の表札へ加工する感覚で行うことにしました。

ブラスト機に2個の墓石を乗せました。おおお重い?ぃ
石には樹脂フィルムが貼り付けてあります。
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ブラストは、均一にかけるのみ。
コンプレッサー5馬力、空気圧は0.4MPa(4k)で均一サンドブラスト。
研磨剤はホワイトアランダム♯220番。
40分経過で一休み。
左右同じ時間をかけていますので、1個当たり20分砂を噴射しています。
でもこれくらいしか彫れていないのです。さすがに御影石は硬い。
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再びブラスト加工開始です。
どこまで彫り込もうか悩みましたが、35分の追加加工
合計1時間15分でこれです。
依頼された加工内容ならこのくらいだと判断しました。
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しかし、強い樹脂フィルムには感心します。
この圧力でこの時間に耐えるのですから、安心ですよね。
100ミクロンですが、画像を見る限り、まだまだ限界には達していないようです。
あと一時間ブラストしても大丈夫みたいな表情です。ススス凄い・・・

自分の使っている機械と環境、そして仕上げたマスクでどこまで耐久するのか知っておくのは重要なことです。
今回の私のデータがそのまま使えるとは考えないで下さい。

これまでに墓石を扱っている会社さんからは時々依頼が来ます。
現像した樹脂フィルムを作って納品してきました。
貼り付けられる状態にした出来上がりマスクを作り、
けっこう全国の石材店に送ったと思います。
依頼が来たら仕事だからと思って行ってきましたが、
正直なところ墓石を実際に加工したのは今回が初めてだったのですよ。
良い経験でした。

今回の依頼は同県にある会社さんでしたので、納品してきます。
墓石加工現場を探訪し、私もレベルアップを図ります。

石材のサンドブラストも多様化したニーズが今後出てくる気配。
MS8100マスクでエッチング業界から逆輸入みたにな感じですよね。
2015年3月19日

エッチング現場を探訪


週末、某会社を訪ね、どのようにサンドブラスト加工をされているのか探訪してきました♪
いろいろと感動してきました。
流石!の一言でした。

この会社のエッチング加工現場は、見事に整然とレイアウトがなされています。
無駄が無く、とてもキレイ!
従業員さんそれぞれの質が高いのは、見ていてすぐわかる。
参りました。
レベルが高い・・・

サンドブラスト装置の他にもレーザー加工機が大きいものと普通サイズの2台。
他にも特殊な印刷マシン等が並び、正直なところ別世界の名入れ加工現場。
名入れ加工ってこんなにも需要があるのだってつい感じてしまう・・・

マスクフィルムを購入して頂いているお得意様ですが、別次元の企業様です。
なのに私に対して少しリスペクトしてくれているのが正直嬉しい・・・♪
だから年商○?億円というところに厚かましくお邪魔出来るのです・・・

サンドブラストの部門だけですが、マスク制作のノウハウが完全に伝授出来て私も超満足。
2年前まではオーディル(BF)を使用していたのですが、
今では完全にMS8050フィルムを使いこなして、エッチングの質が上がり、不良が減ったようです。
ランクアップして頂いて嬉しかったのですが、
現場を見て嬉しいやら、恥ずかしいやら、複雑でした・・・。

1000個の加工をして失敗は数個だとデータが物語る。
しかも文字は小さい。画数は多い。長文になっている。(避けたいエッチング・・)
それでいてこの歩留まりは何なんだ!
これにはビックリ。
参った、越されちゃってるよぉ?

仕上がったマスクフィルムのピンホールチェックは2度チェック体制。
2人の女性がそれぞれにチェック。
確かな機材でくまなくチェックときていますから、まさに完璧。

作業台もプチプチを巻き、その上から黒い布が巻かれています。
ガラスの衝撃を和らげる目的とガラスの汚れを見逃さない為。
手には白い手袋をして、指紋等が付かないように気配り。
養生も手際良く、しかも安全防備。
完璧としか言いようがない。

たまたまかも知れませんが、何故か2人の男性が窓をのぞき込んでブラストをしていました。
遠目で見ていた為に理由は聞きませんでしたが、ブラスト具合を2人でチェックしていたのかも・・

とにかく試行錯誤をして、常に作業環境の改善をしているとのことです。
質のある見事なチームワークです。

小回りの利く私達が負けているのではないか・・?
小さくはあるが組織化されたところにここまでやられては太刀打ち出来ないではないか・・・
たかが平彫り、たかが文字彫刻、だけど差別化は進んでいる。

皆さんにも伝えたいと思います。私は大きな刺激を受けました。
今の自分に満足するな!ってことです。
2015年3月16日