HepBurnの2013年10月の日誌

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サンドブラストにかけるHepBurnの工房支援

サンドブラストの工房開業を支援するHepBurn月別記事

ワタベさんという彫刻家


時々、教室で習いたいという問合わせ頂きます。
私が教えられることは、初期の段階の簡単なブラスト教室なんですよ。(寂しいね・・)
職業としたブラストなら、バッチリ教えることは可能なんですが、工芸となると分野が違ってくるんですよ。

 

でも、工芸の教室で習いたい方はいますよね。
もう少し私も勉強しなければいけないところです。
まねごとみたいな段彫りで教室やってますじゃ、あまりカッコの良いものではないですからね。

 

先日も問合わせがあり、技術を習いたいと連絡頂きました。
よし、マスクフィルムのことか!と思いきや、違ったんです。
よく聞いてみると、上級なレベルで工芸作品を作りたいって言われるんですよ。
今、全国にどれくらい作家として活動され、レベルの高い工芸作りが教えられる人がいるのだろうか?
ふと考えてみるとかなり限られてくると感じるのです。
私としては、東京のワタベさんのところで習われては?とおすすめしました。
名古屋から東京はちょっと遠距離ではありますが、それなりの価値はあると思ったのです。

 

ワタベさんという方は、ナイスミドルが年を重ねても続いている感じの方、とてもお洒落で紳士ですよ。
サンドブラスト工芸の第一人者で、尊敬している方です。
一度お会いしただけですが、会食パーティに参加させて頂き、翌日に工房へお邪魔しました。
その時は、確か大阪方面から習得の為、学ばれていましたね。
泊り込みで習われているのだと思います。
スゴイことですよね。
奥様もお嬢様もブラストされていて、まさに工芸一家。
うらやましいものです。
これまでに習われた方、お弟子さんは沢山いるはずです。
関東以外にもワタベさんからの卒業生はいるはずなんです。
一度問合わせされてみては如何でしょうか・・
しっかりと基礎から学べるはずです。

 

ブログ等でワタベさんの活動を見ることをオススメします。
我々エッチング屋は、やっぱり嫉妬することになりますね。残念ながら・・・
ワタベさんもビジネスで作業されているところも当然あります。
第一人者には、ちゃんと仕事依頼が舞い込んでくるものなんですよね。
とにかくコツコツと続けよう。
続けているうちに分かってくることって沢山出てくるものです。
技術的なことはもちろんのことですが、それ以外にいろいろとね。
ぜひ皆さん、同じようにプライドを持ち、自信の持てるエッチングをしていこうよね。

 

それと姫路にも良い教室あります。
もちろん、不二製作所が運営しているルシェールさんも良いですよ。
教室関連でご存知の方は、いろいろと教えて下さいね。

 

2013年10月29日

「目からウロコ」は勘弁して・・・


少しづつ寒さが感じられるようになってきましたね。
10月下旬だし、当り前か。
今冬は寒くなりそう

 

今月は、数時間かけて遠方よりお越し頂いた工房さんがありました。
プチ研修をさせて頂いたのですが、今後どうなっていくかを見守りたいところ。
サンドブラストの機械を買われたのが、何年も前ですね。
やめられずにポチポチと続けられてきたようです。
いまわしいご時世だったエッチング氷河期に始められた、つらい思いをされた工房さんの一人です。
当時のことを思い出されては、少し目に涙を浮かべられていました。
機械販売だけが先走り、たくさんの工房が憤りを感じていた時代です。
毎月、何処からか一人は相談に来て「代理店に入ったのだが、どうしたら良いのだろうか?」
こんな感じで途方に暮れて、駆け込み寺のように弊社に来られたものです。
心も金銭も底を尽き、見ている私も辛かったです。
サンドブラストはあきらめて、就職に就くことをお勧めするしかなかった・・・

 

「目からウロコ・・」、久々に聞く言葉でした。
今回来られた工房さんから出てくる言葉なんですが、皆さんは使いますか?
私は嫌いな言葉になってます。
上記にも書きましたが、たくさんの工房さんが来られた時代に、
なぜか誰しもこの同じ言葉「目からウロコ・・」が頻繁に出るんですよ。
当時、機械販売が主役だった頃の販売用語が、なぜか業界用語に変わって行ったのではないでしょうか。
私はサンドブラストを始めた経緯が違っていますからこの言葉は知りませんでした。
初めに聞いた時は、優しい良い言葉だなと感じましたけどね。
工芸から始められた方達からは絶対に聞かれない言葉。
方言で出身地がわかるのと同じような感じですね。
あんまり使わない方が良いと思いますよ。
ウロコではなく、本当に悲しい涙を流された方のことを思うと・・

 

ガラスエッチングという言葉より、私はサンドブラストの方が好きですね。
知り合いの石材関係の方ですが、サンドブラストをする方を彫師という呼び方をしています。
その方は事業主さんですが、彫る方をちゃんとリスペクトされています。
良いことですよね。
ガラスエッチングだとちょっとだけちゃらい感じがするのは私だけでしょうかねえ・・

 

明日もまた、近県の工房さんがお越しになられます。
ちょっと行き詰った感じなのでしょうか。
横のつながりが少ない業界ですから、情報不足なんだと思います。
完全独立は難しいものですね。

 

ここ数年はサンドブラストも認知されてきているのは確かなこと。
さあ、頑張りましょう!!!

2013年10月21日